色を楽しむ ~低予算リフォーム~
- 2016年7月11日
- 読了時間: 3分
人類が色彩を用いたのはネアンデルタール人が始まりだとも言われているようです。それから古代ギリシャのパルテノン神殿についても私たちが想像するような純白でなく、かなり派手な色彩が施されていたらしく、その後、東洋では神社・仏閣・曼荼羅、西洋のステンドグラスなどのように一部宗教・芸術の発展と共に広がってきたのが今日私たちの身の廻りに溢れている色なのらしいです!!
参照:<色彩の基礎(芸術と科学) 川添泰宏著 美術出版社>

色と光は関係が深いのでこれについてはウィキペディアの『色』を参照されたし。
色は文化によってさらに心理的に受ける影響により多少異なってきます。
生理や心理作用を共に把握する事が色を上手く使うコツとなり、より楽しむことができるのではないでしょうか。
例えば、心理的には
(赤) 警戒心・注意力を喚起し、人間の感情的興奮や
刺激を与え、体温・血圧・脈を上げる。
(緑) 情緒の安定・安心感の増加・身体を癒す色。
(白) 純潔さや純真さを表す。過去を清算してリセット
する色。
・
・
・
と、一般的な色に対する受取り方があります。
それから世代の違いによる配色についても好みの違いがあるようです。
70歳前後・・・ナチュラル
60歳前後・・・シック・ナチュラル
50歳前後・・・エレガント
40歳前後・・・ナチュラル・カジュアル
30歳前後・・・クリア
20歳前後・・・クリア
以上のような統計もあるみたいで
面白いですよね!
更にファッションに関しては、歴史というか時代により流行色があります。
参考に『irouse』というサイトの流行色の歴史を見ていただければ懐かしいやらで楽しいです!
ちなみに毎年のファッションカラーは、JAFCA(一般社団法人 日本流行色協会)のほうで決定されているって知ってました?
http://www.jafca.org/colorhistory/に色の歴史等それこそいろんな記事がありますよ!

又、風水においては方向も色で表されますよネ。これは四神相応(四地相応)と言って、東アジア・中華文明圏において、大地の四方の方角を司る「四神」の存在に最もふさわしいと伝統的に信じられてきた地勢や地相のことらしいのです。
これらのことを踏まえてあなたの住まいに色を付けていく事を想像してみて下さい!何と!楽しい風景が画像が浮かんできたことだろうと思います。
今は「専門の人しか出来ないから…」と敬遠してきた塗料(ペンキ)についてもホームセンターで沢山の色が売られていて、そのほとんどが水性なので水で薄めて水で洗える優れものなのです。
まず小さな模様替え(リフォーム)を低予算にて行ってみて下さい。
色の変化は室内の雰囲気を一気に変えてくれると思います。
それから自分に家族に合うパーソナル・カラーを見つけることが出来れば更に楽しいものになるに違いないでしょう。